ホ―ムドア設置に伴う
ホーム補強などを担当
工務課工事事務所では、橋梁やトンネル、駅のホームなど、鉄道に関わる土木構造物の改良・補強・補修工事の施工管理を担当しています。私は、主にホームドア整備に関する仕事を担当しています。ホームドアは重量があるため、設置の際はホームの構造と強度の確認、必要に応じた補強工事を行います。また、車いすやベビーカーを使用されているお客さまをはじめ、すべてのお客さまがスムーズに乗降できるよう、ホームと列車のすき間をなくす安全対策として櫛ゴムの設置を行っています。過去の構造図面を参照し、実際に駅へ赴いて測量を行い、設計値を算出。上司の確認を経た上で、工事計画を立てます。自分の仕事が人々の安全・安心につながることが実感でき、大きなやりがいを感じます。
成長を誓った
新駅監査の立ち合い
入社1年目の終わり頃に東急線との相互直通運転が実現。新横浜駅の開業監査において、真新しいホームやトンネルでの計測を経験しました。入社1年目でこのような貴重な経験をさせてもらったことに感謝しつつ、次にこのような機会があれば私も主戦力として活躍したいという気持ちが強くなりました。私の業務は、日々相模鉄道を利用してくださるお客様と直接顔を合わせて話せる機会がほとんどありません。ですが、実際に電車内や駅でお客様がご利用される姿を見ると、自分の業務もお客様の安全確保に繋がっていることを実感できます。これからも日々成長できるよう、さまざまな業務に挑戦していきたいです。
地域貢献のために、
相鉄は変わり続ける
JR・東急との相互直通運転というビッグプロジェクトは一旦完了しましたが、相鉄はまだまだ変わり続けています。鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業や、海老名駅の改良工事が進行中ですし、海老名駅が生まれ変わる2027年度には、ホームドア設置率100%も達成予定。グループ会社の手によって星川駅~天王町駅間の高架下を活用した店舗や施設の新設や、ゆめが丘駅周辺の大規模商業施設の開業準備が進められています。当社の大きな特徴であり強みである「地元への貢献」に、終わりはありません。私は学生時代から橋が好きで、いつか橋梁を手がけることが夢です。これからも変わっていくこの会社なら、きっとチャンスがあると思っています。
地域への貢献を、
強く実感できる仕事です
私の実家は相鉄沿線にあり、相鉄に親近感を持ちながら育ちました。鉄道と土木がどう関連するのか、就職するまで漠然としたイメージしかありませんでしたが、今は自分の仕事が沿線の人々の暮らしやすさにつながっていることを実感しています。「もっとスキルアップして、地域の人々に貢献したい!」と、日々の仕事に取り組んでいます。そんな手応えを、皆さんにも感じてほしいと思います。
※インタビュー内容は取材時のものです