クロストーク(CROSS TALK)
CROSS TALK04
システム担当のクロストーク
システム担当の視点を探る
相鉄グループのさまざまな事業に携わり自身の活躍するフィールドを広げたい人、
データを活用して相鉄グループの事業の課題解決や
沿線の発展に貢献してみたい人にチャレンジしてほしい!
クロストーク参加メンバーはこの人たち

K(課長)

H(係長)

Y(主任)
相鉄グループだからこそ経験できたこと
グループ各社のシステム開発に携わることができるので、幅広い業種や業務に関する知識を深めながら関わることができます。各業界のニーズに応じた最適なソリューションを提供するスキルを磨きつつ、最新の技術を取り入れた開発に挑戦できる環境が整っています。
ネットワークの設定から会計、勤怠、人事管理まで、企業の基幹システム全般に携わるフィールドの広さも特徴的ですね。
相模鉄道の車両センターや相鉄バスの営業所など、普段は入ることのできない場所での業務に携わることもありました。
グループが展開しているさまざまな事業の現場のリアルな課題に対して、システムがどのように運用されるのかを目の当たりにすることで、私たちが果たすべき役割や影響を強く意識するようになりました。
システム開発はパソコン作業が多そうなイメージを持たれますが、現場を見ることはとても大事ですね。実際に現場へ足を運ぶことで、より現場のニーズに即した実用的なシステムを開発できます。
過去には、電源が届かないといった現場特有のトラブルに直面したこともありました。
そのため、事前の設備確認や代替手段の準備など、トラブルを未然に防ぐ対策も欠かせませんね。
RPA(Robotic Process Automation)やChat-GPT、データ分析の活用など、新しいITの技術を使用することで、より効率的な業務改善に取り組んでいます。
グループのデータ分析専門組織である相鉄データLab(データラボ)に所属し、膨大な業務データを収集・分析するデータサイエンティストとして、データから事業や顧客を理解し、グループや事業会社の課題解決の支援を行っています。
相鉄データLabは、相鉄ホールディングスと当社システム担当が連携して開設されました。データから読み取れるグループ各社の課題を抽出し、施策の検討から効果検証までのプロセスを一貫して行います。
システム担当のやりがいとは
システムに関する業務の困りごとについて相談されることも多くなり、グループ各社からの課題を直接ヒアリングしながら、ITを活用した最適な解決策を提案する役割を担っています。
グループ各社の方々が「作業が楽になった」「業務がスムーズに進むようになった」といった言葉をいただくと、自分たちの仕事がグループ全体の業務効率化に貢献していることを実感できます。
新たな会社や事業を立ち上げる際、ITの活用は不可欠です。
システム基盤を整備することで、業務のデジタル化を迅速に進め、スムーズな事業運営の実現を支援します。
また、新しい事業の立ち上げには、スピード感や手厚いサポートが求められますが、ゼロからのスタートならではの苦労や、自分たちが携わったシステムが事業の成功を支えるという実感を得られるのも、この仕事の大きなやりがいです。
ITだからこその奥深さがあり、新しい技術をどのように業務に落とし込むかを考えることは難しさもありますが、成功したときの達成感は大きいですね。
相鉄データLabでは、他の鉄道会社のIT担当者とも定期的に情報交換を行う機会もあり、最新の技術動向や他社事例を学ぶことで、自社の分析業務に活かせるヒントを得たり、新たな視点から解決策を見出すことができたりするのも、この仕事の醍醐味の一つです。
時代の変化が早いITだからこそ、最新の技術やトレンドにアンテナを張る力が求められますね。これからの時代はITの活用は必要不可欠です。
しかし、最適解が一つとは限らないのがITの難しさでもあり、面白さでもあります。課題に対して最適な解決策を導き出すためのアプローチを常に模索することが重要ですね。
IT技術が進化していく中でも、相手の悩みをヒアリングし、本当に必要とされているものを見極める力が何より大切だと感じています。
単に新しい技術を導入するのではなく、グループ各社担当者から挙がる課題を理解して、最適なソリューションを提案することが私たちの役割です。技術の進化に対応しながらもグループ各社に寄り添うコミュニケーションスキルが重要ですね。
今後の展望
これまでは「安定運用」や「コスト削減」といった保守的な役割が求められてきましたが、さらにこれからはデータ活用を軸にグループ各社の「稼ぐ力」を支援することが重要になります。システムの安定稼働を最優先とする「守り」のITに加えて、データを活用して価値を生み出す「攻め」のITへも注力し、グループ収益向上に貢献していきます。
クラウドサービスの普及により、グループ各社が独自にシステムを導入しやすくなり、ITの選択肢も広がっています。そこで私たちは、開発者の枠を超え、業務プロセス全体を分析し、システム導入だけでなく業務全体の改革を支援するコンサルタントとしての役割も求められます。
グループのポイントが共通化された「相鉄ポイント」により、お客さまの行動データを把握し、より高度なデータ分析が可能になりました。 お客さまの鉄道やバスの利用履歴などを掛け合わせることで、ライフスタイルや関心に応じた最適な情報やサービスを提供し、より快適で便利なサービスの実現を目指しています。
相鉄ポイントのデータ活用は、新たな顧客体験の創造につながる可能性があり、今後はOne to Oneマーケティングの実現も視野に入れています。
これが実現すれば、通勤利用の方には移動を快適にする特典を、休日にショッピングを楽しむ方には沿線施設の優待情報を提供するなど、お客さま一人ひとりのライフスタイルに寄り添ったアプローチも可能になります。
データ活用の領域は、マーケティングやプロモーションの分野にも広がりを見せています。鉄道やバスの利用、商業施設でのショッピングなど相鉄ポイントの統合により、異なるサービス間のデータを横断的に分析できるようになりました。
グループ全体のサービスをシームレスにつなぐ施策を実施し、サービス利用を促進する仕組みの構築を支援していきます。
入社希望の方へのメッセージ
鉄道・バス・商業施設・ホテルなど、複数の業種をまたぐサービスの行動データを統合的に分析できるのは当社だからこその分野だと思います。
データを活用してグループの事業の課題解決や沿線の発展に貢献してみたい人はぜひチャレンジしてほしいです。
相鉄データLabでは、分析・提案したデータをグループ各社に発信し、データ活用をリードする役割を担っています。データを活かした施策の企画・実行を通じて、さらなる活躍の場を広げながら自身のスキル向上を目指す方にはおすすめです。
導入したシステムが実際に運用されている現場を見られることに、やりがいを感じる仕事だと思います。
特に、グループのさまざまな事業に携われるため、自身の活躍するフィールドを広げたい方は、ぜひ挑戦してほしいですね。