テロ防止に向けた取り組み
鉄道テロ防止のため、国土交通省や警察・消防等の関係機関と連携し、テロ対策を実施しています。
テロ対策訓練の実施
2020年2月にいずみ野駅において、神奈川県警察本部および泉警察署の協力のもと、テロ対策訓練を実施しました。この訓練は列車内で不審物を発見した場合に、お客さまと係員の安全確保および被害の未然防止と拡大防止を図ることを目的に行ったものです。当日は約100名が参加し、初動対応訓練や通報訓練および避難誘導訓練を行いました。また、訓練終了後には神奈川県警察本部による講話を泉警察署において開催し、社員のテロに対する知識の習得を図りました。
目に見えるテロ対策
鉄道テロ防止のため駅係員や乗務員による駅構内、列車内の巡回を強化しているほか、犯罪抑止を目的として、ホームや改札口、自動券売機付近に全線で797台の録画機能付き防犯カメラを設置しています。また、駅の構内放送や車内放送、駅に設置されている電光掲示板等で、不審者・不審物の発見・通報について日頃からお客さまにご協力をお願いしています。さらに、駅構内に勤務する鉄道係員以外の相鉄グループ社員や、駅をはじめとする鉄道施設内で作業する協力会社の方々に対してテロ防止の趣旨を理解いただき「テロ防止協力者ワッペン」の着用をお願いしています。