サステナビリティファイナンスの取り組み
相鉄グループは、SDGs達成への貢献等を評価し行われるサステナビリティファイナンスによる資金調達や、資金使途を環境面に配慮したプロジェクトへの充当に限定するグリーンボンドを活用し、目標達成への貢献を目指しています。
サステナビリティ・リンク・ローン
相鉄グループは「環境方針」、「環境ビジョン」、「カーボンニュートラルチャレンジ」を策定し、2050年度にCO₂の排出量と吸収量を均衡させるカーボンニュートラルを達成すること、2030年度におけるCO₂排出量をグループ連結で42%削減(2020年度対比)、鉄道業で46%削減(2013年度対比)することを目指す脱炭素社会に向けた目標を設定しました。
このたび、こうした当社の取り組み推進のため、サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークを策定し、サステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達を決定しました。
契約締結日 | 2024年3月26日 |
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組成金額 | 270億円 |
調達期間 | 10年 |
アレンジャー兼エージェント | 三井住友信託銀行㈱ |
セカンドオピニオン | ㈱格付投資情報センター |
貸付人(五十音順) | ㈱池田泉州銀行、㈱関西みらい銀行、㈱紀陽銀行、㈱京都銀行、㈱群馬銀行、㈱山陰合同銀行、㈱七十七銀行、㈱中京銀行、三井住友信託銀行㈱、㈱りそな銀行 |
人的資本経営分析融資
相鉄グループは株式会社三井住友銀行と「人的資本経営推進分析融資」の融資契約を締結しました。本融資は企業の人的資本経営に関する取組や情報開示を評価し、取組や情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取組事例などが還元される融資です。
評価内容
三井住友銀行から優れた取り組みと情報開示を実施しているとの評価を受けました。
- 人財戦略の議論において経営層が中心となって様々な議論がなされている。
- 役員管理職や全社員対象とした研修を開催するとともに、入社や昇進のタイミングでコンプライアンス研修を行っている。
- 統合レポートや中期経営計画において人材育成やDX強化、ダイバーシティ推進に向けた取り組みが開示されている。
これからも相鉄グループは多様な“人財”と共にお客様の喜びを実現し、地域社会をよりよくするために将来に向けた価値創造を目指していきます。