略歴
- 1996年
- 大手商社の子会社入社 管理部配属
- 1998年
- ITベンチャー入社、数社経験
- 2002年
- 相鉄ビジネスサービス(株) 派遣社員として入社
- 2004年
- 相鉄ビジネスサービス(株) 正社員として入社 経理サービス部
- 2012年
- 同社 人事給与サービス部
- 2013年
-
相鉄ホールディングス(株)へ転籍
相鉄ビジネスサービス(株)出向 人事給与サービス部課長 - 2015年
- 経営戦略室(第二統括担当)課長
- 2016年
- (株)相鉄リナプス出向 日比谷本店長
- 2019年
- (株)相鉄ホテルマネジメント出向 マーケティング担当課長
- 2021年
- (株)相鉄アーバンクリエイツ出向 業務部経理担当課長
相鉄ホールディングスへの入社のきっかけ
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私が相鉄のグループ会社で働き始めたのは2002年のことでした。相鉄ビジネスサービスに派遣社員として入社し、2年後には正社員になりました。当時はグループ会社から間接業務の受託を始めたばかりで、マニュアルがなかったり、業務手順が統一されていなかったりと一から作り上げていかなければならないことばかりでした。相鉄ビジネスサービスに派遣社員として入社する前はベンチャー企業に勤めていたこともあり、この会社で自分の提案や実行力が活かされることに大きなやりがいを感じていました。その後、グループ企業の社員も受けられるグループコース管理職の試験を受け、2013年にあらためて相鉄ホールディングスへ入社(転籍)しました。相鉄ビジネスサービス在籍中に相鉄という組織が持株会社化されるという節目を目の当たりにし、自分自身のフィールドを広げ、今後この会社が大きく発展していくことに寄与したいと思ったことを覚えています。
これまでに経験してきた仕事
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相鉄ホールディングスへの入社後は、それまでの経理を中心とした間接業務から打って変わって、様々な仕事に携わってきました。現在までに経験してきた仕事は、不動産業での営業やホテル業でのマーケティングなど、経理の仕事とは全く異なる仕事ばかりでした。
不動産業はマンションの一室を売主から買い取り、リノベーションをして新たに販売するという買取再販事業でした。立ち上がったばかりの会社で、皆手探りで仕事を進め、体制を整えてきましたが、きちんと形にしてこられたのは業界に精通するプロの方々からの指導やアドバイスがあったおかげです。初めて携わる業種、職種ではありましたが、仕事の技術的なスキルだけではなく、現場で起きる一つひとつの事象に対して責任を持って向き合う姿勢が大切であると捉えて取り組みました。また、ホテル業でのマーケティングも、技術的なスキルや経験がなかったため、経験豊富な上司や部下の支えなしには成り立ちませんでした。管理職としてプロジェクトや業務を推進する、他部門と調整するなどの役割を果たすことで、部門としてのミッションにチームとして取り組みました。どの仕事もまったく未経験の業界でしたが、新しいことに臆することなく挑戦していきたいという好奇心が強く、困難がありながらもやりがいある仕事だったと感じています。
一方で、未経験の業種職種に携わっている間、私だからこそできる仕事だ、という自信を感じられなくなることもありました。そういったときは、社外のビジネスコミュニティなどに積極的に参加して自己分析や自己研鑽に励むことで乗り越えてきました。
現在の仕事内容
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現在は、相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントを兼務する形で経理部門の課長職に就いています。主な仕事は決算や予算をとりまとめ、それらを分析して経営者や株主である相鉄ホールディングスの経営判断などにつなげるサポートを行っています。
自分の強みを活かして何か会社に貢献できることはないかと考え参加したビジネスコミュニティで発見したことがあります。私は学生時代、数学と美術が得意だったのですが、それらとこれまでの経理やマーケティングの知識や経験を活かせるのではないかというヒントを得ました。情報を理解して論理的に整理し、わかりやすくビジュアルで伝えることが得意だと気づかされ、その強みを活かして、経理の数字をわかりやすく全社員に伝えたいという思いから、動画やスライドを活用して経理や会社の財務状況を伝えるツール作りも行っています。これまでの経理業務の範囲内ではこのようなツール制作を行うことはなく、動画やスライド作りは一見経理からはかけ離れた業務内容にも思えますが、こういった独自のアイディアが活かされるのは異業種異職種の経験によるものであり、そのような人事異動の経験ができる相鉄だからこそだと感じています。
経理以外の業務の広がりから、現在は相鉄グループ全体で掲げている「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」のプロジェクトメンバーとしても参画し、社内にこの取り組みを伝える仕事を人事担当と力を合わせて推進することにも繋がりました。
相鉄ホールディングスの魅力
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相鉄ホールディングスは鉄道業という強い基盤があり、安心感のある会社だと思います。働く人は実直で優しい人が多いです。また、現在グループ全体で取り組んでいるD&Iにも繋がりますが、やる気次第では一人ひとりの強みや個性を発揮しやすい会社です。自発的にアイディアを出して行動できる人は活躍の場が広がりますし、相鉄というフィールドを使って存分に力を試せるのではないかと思っています。関東の鉄道会社の中では比較的企業規模が小さい会社のため、何かやろうというときに機動的に動きやすいことも魅力だと思います。
今後の目標
やはり数字が好きなので、今後も数字を中心に、会社経営に学びながらも携わっていきたいと考えています。最前線で先陣をきって突き進む業務よりも、バックオフィスでしっかりと会社全体を支えたり、企画、プロデュースしたりと社内から会社全体に対しいろいろなことを仕掛けるような仕事をしていきたいです。その結果会社として業績があがるようにしたいと考えています。
一つひとつの取り組みを本社だけに留まらせるのではなく、「伝える」ということにも注力して会社の隅々まで浸透させていきたいと考えています。
しかし、一人ではできることは限られています。また、一社でできることも限られています。
グループとしての総合力の強みを生むため、それぞれのグループ会社が各々に頑張るのではなく、それぞれを繋いでいくことも大切です。その役割を私が担うことができれば嬉しいと思っています。
いろいろな考えやノウハウ、スキルを持つグループの人が繋がれば、さらに会社としても可能性が大きく広がります。得意不得意は誰にでもあることと思いますが、一人ひとりに必ず得意なことがあります。それぞれの強みを活かして組織、さらには会社、グループ全体で相乗効果を生み出し、相鉄がさらに飛躍する一助を皆で担っていければと思っています。
- 9:00
- 出社
- 10:00
- 1日のスケジュール整理と朝のミーティング
- 12:00
- ランチ 近くのお店に同僚と一緒に行きます。
- 15:00
-
クライアントとの打ち合わせ
最近はZOOMでの打ち合わせも増えています。 - 17:00
- 翌日のタスクの整理をします
- 18:30
- 退勤