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シンプルかつ豪快 伝統を守る骨太イタリアン

海老名駅から少し離れた、緑が広がる史跡・相模国分寺跡の目前に【Trattoria Legami】は静かに佇んでいます。店名の“Legami”とは、イタリア語で“絆”を意味する言葉なのだそう。

オーナーシェフの剱持恵一さんは、この海老名で生まれ育ちました。「街は発展を続けていますが、この一角だけは昔と変わらず緑豊かなままです。流行に流されずに、地域に根差して長く愛される店を目指しています」と語ります。

提供するのは、ローマやフィレンツェを中心とする伝統的な中部イタリア料理。塩、オリーブオイル、レモンなどでシンプルに味つけし、素材のよさをいかすのが特徴で、ヨーロッパから輸入した牛肉や豚肉、函館の漁師直送の鮮魚などを楽しめます。パスタ料理も豊富に揃い、スパゲッティだけでなく、タリオリーニ、リガトーニ、カサレッチェ、キタッラなど、素材やソースに合わせて手打ちした麺も魅力的。

「“見た目は無骨でも、最高に美味しい”のが僕の思うイタリアらしい味」というとおり、力強さを感じる料理がシェフの強みです。

夜23時まで営業しているので、仕事帰りにふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

オーナーシェフの剱持恵一さん。年に1度はイタリアへ渡り、現地の味や雰囲気を体感してくるそうです
『フレッシュポルチーニのタリオリーニ』。ヨーロッパから空輸した、生ポルチーニ茸を使った香り豊かな一品
『自家製ロースハム プロシュットコット』。ワインはリスト以外にも、常時100~200種ほどストックされています
イタリアで買いつけたアンティークや、ヴィンテージの家具や雑貨が店内に配されており、温かな雰囲気を演出
Trattoria Legamiの
イチオシポイント
イチオシメニュー
函館の漁師直送の鮮魚を
丸ごと堪能するアクアパッツァ
旬の魚を使った逸品は、剱持シェフの真骨頂です。この日は、蝦夷メバルをアクアパッツァで提供。あえて、貝類は加えずに、オリーブ、ケッパー、香味野菜だけで仕上げています。「魚の旨味だけで作る、極シンプルなアクアパッツァが僕は好きなんです」と剱持シェフ。
おすすめシーン
散歩の途中や、仕事帰りに
気軽に立ち寄れる場所
ディナーはアラカルトで用意されており「仕事帰りの軽い食事や飲みはもちろん、コーヒー一杯でもご利用いただけます」というから嬉しい限り。目の前には史跡・相模国分寺跡の自然が広がり、天気のよい日には窓側のガラス扉を開けるため、気持ちよい風が入ってきます。