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南イタリアに渡り独学で技術を習得
夫婦で紡ぐ本場の味に今日も店は賑わう

「飲食店で店長を務めたこともあり、自分の店を始めることに戸惑いはありませんでしたが、自信はなかった」と話す【ピッツェリア スペリアーモ!】の店長にしてピザ職人の袖澤さん。自分に何ができるかを模索するなか、イタリアのお店で食べた焼きたてピッツアに感動し、ピッツァイオーロ(ピザ職人)としての道を歩むことを決めたそうです。

とは言うものの、特別なコネクションがあったわけではありません。たまたま交流のあった南イタリアのサレルノという町のピッツェリアの協力を何とか得て、現地の味を独学で習得し、現在に至ります。

袖澤さんのピッツアのコンセプトは現地の味に近づけること。そのため塩やチーズは現地のものを使用しているそうです。この本場の味わいをベースに、一方でこの店ならではのオリジナリティを打ち出すため、野菜は地元の上星川のものを使用。この組み合わせの妙が、この店の味を唯一無二のものに仕上げている理由のようです。

ピッツアやフォカッチャ、パスタなどの「粉」ものを袖澤さんが担当。奥様がそれ以外の料理全般を担当するなど、夫婦二人三脚で15年以上、地元に愛される【ピッツェリア スペリアーモ!】。通常はディナーのみの営業ですが、6名以上なら貸切でのランチも楽しめます。横浜を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

オープン前、南イタリアにある町・サレルノで現地の味を独学で習得したピッツア職人で店主の袖澤裕之さん
モッツァレラやブリードモー、タレッジョ、パルミジャーノなど4種のチーズを使った『クワトロフォルマッジ』
袖澤さんのピッツアづくりを支える特製のピザ釜。前菜などでもこの石窯を使った料理が供されます
イタリアの雰囲気づくりに一役買う絵画。こちらピエモンテ州のグラッパ生産者ロマーノ・レヴィ氏のイラスト
ピッツェリア スペリアーモ! の
イチオシポイント
おすすめシーン
肉汁が口中に溢れるスペシャリテ
『豚の腸づめ 自家製ソーセージ』
ごろっとした粗挽き肉が詰まったボリューム満点のスペシャリテ。あふれ出た肉汁をフォカッチャとともに味わえば二度美味しく楽しめます。付け合せは「きたあかり」を使用したイタリア版のハッシュポテト『ポテトのフリーコ』。こちらはクリーミな味わいと窯焼きの香ばしさが特徴。
おすすめシーン
記念日のお祝いやデートなど
『ハレの日』での使用に最適
店内の基調カラーであるベージュは、「優しい色あいで、落ち着いた雰囲気にしたかった」と改装時に奥様が提案したもの。オープンキッチンのカウンターも良いですが、『ハレの日』などは落ち着いたテーブル席もおすすめ。