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感染症対策の取り組みについては、各店舗までご確認ください。また、ご利用の際はお店の取り組みに従ってご利用くださいますよう、お願いいたします。

日常をひととき忘れ
じんわり浸る幸せな気分

瀬谷駅から、いちょう通り商店街を少し歩いたところにある、コバルトブルーの扉が目を引く【ギンゴウカフェ】。扉を開けると、大きな木のテーブルにアンティークの椅子が並び、穏やかな空気のなか、オーナーの黒澤真理子さんが「こんにちは」と微笑みかけてくれます。

「ひとりで来ても、ゆっくり過ごせる場所を作りたかったんです」という言葉通り、お店を訪れる人々は、本を読んだり、書き物をしたり、思い思いに過ごしています。なかには、ランチを食べたあとに勉強していく中学生や、80代の老紳士の姿もあります。

料理のメニューはすべて手作りで、栄養のバランスを考えた家庭的な味わいです。
黒澤さんは幼い頃から引っ越しの多い生活をしていましたが、瀬谷に長く住んではじめて、街を歩けば知り合いに会えるという経験をしました。そのため、カフェを開くならこの街しか考えられなかったそうです。お店ではワークショップなどを開催し、人と人を繋ぐきっかけにもなっています。

「私もそうですが、“ひとり”は好きだけど、“ひとりぼっち”は寂しいんですよね。お客さま同士が、挨拶を交わしていると、しめしめ、と密かに喜んでいるんですよ」と楽しそうに話します。 ゆるやかだけれど、どこか凛としたお店の佇まいは、黒澤さんの人柄そのものです。

昔からモノ作りが大好きだったという黒澤真理子さん。彼女の心に響いた家具や雑貨がお店を彩っています
『月替わりランチ』。メイン料理に3~4品の副菜、ご飯とお味噌汁、さらにシフォンケーキとドリンク付き
焙煎したての新鮮な豆で淹れるコーヒー。店内に配された本や雑誌を読みながらゆっくりと楽しみたい
黒澤さんのハンドメイドによる真鍮ワイヤーのジュエリーも販売。ひとつとして同じものはありません
ギンゴウカフェの
イチオシポイント
イチオシメニュー
トマトの味が凝縮した
加水しないオリジナルカレー
フレッシュトマトと、トマトの水煮をたっぷり使い、水をまったく加えないで作るオリジナルの『トマトのカレー』。10種の香辛料、タマネギ、ひき肉を入れ、じっくりと煮込むことで水分をとばして、とろみを生み出しています。子どもでも食べられる優しい味わいです
おすすめシーン
ひとりでも、ひとりぼっちじゃない
日常からそっと離れる贅沢な時間
ガラス窓から、いちょう通り商店街を行き交う人々を眺められる席が一番のおすすめ。「学校帰りの子どもたちや、仕事から帰宅する人など、街の空気を感じられて、幸せな気持ちになります」と黒澤さん。たまにはひとりで、ぼーっとする時間を作りませんか?