This page is available only in Japanese.
感染症対策の取り組みについては、各店舗までご確認ください。また、ご利用の際はお店の取り組みに従ってご利用くださいますよう、お願いいたします。

石臼挽きの国産小麦を贅沢に使用
行列を生む芳ばしきパンとピッツア

大きなカツラの木と三角屋根が目印の【Far niente】。障がいのある方が働く施設として建てられた障害福祉サービス事業所が母体ですが、この店のパンとピッツアを求め、遠方からもお客様が訪れ、土日、祝日には店前に駐車場待ちの渋滞が生まれるほどです。

この店のパンとピッツアが絶大な人気を誇る理由のひとつが、石臼挽きの国産小麦を使用している点。所長の鈴木康介さんによれば、契約農家の方が大切に育てた国産小麦を、横浜市泉区にある障がい者施設「共働舎(きょうどうしゃ)」の石臼で製粉。そこでできた「ぼくらの小麦」というブランド名の小麦を贅沢に使用しているそうです。「石臼製粉することで香ばしい小麦粉となっており、パンにせよ、ピッツアにせよ、焼きあがった生地は単体でも十分に楽しめる味わいですよ」と、鈴木さんはその出来栄えに胸を張ります。

この店を訪れた際に特に食べてほしいのが直径30cmはある大きなピッツア。自慢のピッツア生地には、同じ敷地内で収穫された旬の野菜も散りばめられ、店の石窯で香ばしく焼き上げられます。自社菜園で収穫した旬の野菜をトッピング。季節ごとに違う味が楽しめるのも好評の理由ですが、一方で「トッピングはその日の収穫次第。好評をいただきながら、二度と提供できない幻のメニューもあります」と鈴木さんは笑います。

週末に店先に続く行列。幻のメニューを見逃さぬよう、この行列に並んで決して損はありません。

「この店がゆめが丘駅周辺に住む方のコミュニティ的な役割を果たせられれば」と展望を語る鈴木康介・所長
ベーカリーには10時のオープンと同時に遠方から車で買い求めるお客様の姿も。なお一番人気は『カレーパン』
パン用と、こちらのピッツア用の石窯を設置。障がい者の方とサポートする方がともに厨房で調理します
白い壁面を鮮やかに彩るステンドグラスは、オープン前から交流がある作家の平山健雄さんの作品
小麦畑の石窯ベーカリー&食堂 Far nienteの
イチオシポイント
イチオシメニュー
自家菜園の野菜を使い、
店の石窯で焼く『ピッツア』
【Far niente】で収穫される小麦「ぼくらの小麦」を使用したピッツアの生地は耳の部分はもっちりと、小麦の香ばしさが鼻孔を抜ける味わい。ここにまさに目の前で収穫された旬の野菜を贅沢に使用しています。ボリュームも満点、数名でシェアしてオーダーする方も多いのだとか。
おすすめシーン
小さなお子様連れで、
“畑遊び”も楽しむ
もともとはベーカリーやレストランのウエイティングスペースとして用意された屋外のベンチには、庭や菜園で遊ぶお子様たちを見守る親御さまの姿が。「とりあえず、【Far niente】に行こうか、と言ってもらえるコミュニティスペースとして認知されれば」と鈴木所長は期待しています。