「最先端から醸成まで」
これからの100年をつくる、相鉄に相応しい車両デザイン
PHILOSOPHY
「最先端から醸成まで」
これからの100年をつくる、相鉄に相応しい車両デザイン
STORY
デザインブランドアッププロジェクトのコンセプトを、8000系リニューアルに適用。
8000系の持つ立体的なデザインやクロスシートの特徴は生かしたまま、内外装をデザインブランドアッププロジェクトのコンセプトに基づいてリニューアルすることで、快適性とデザイン性を高めました。
30年の時を経て、新しく生まれ変わった新8000系が走りはじめます。
EXTERIOR
外装のキーカラーとしたYOKOHAMA NAVYBLUE。
塗料メーカーのご協力の下、実際の車両に候補色を塗り、さらに工場に出向き何度もブラッシュアップを重ねて完成しました。深みのあるダークブルーの塗装は、横浜の街が刻んできた歴史をイメージしています。
さらに、車両の外観に必要となる車両番号の書体も「DIN」をベースとして視認性の高い書体を採用しました。また、電車の顔となる前面については、灯具類の配置を整理して、見栄えを良くしました。
INTERIOR
内装はグレーをキーカラーとして、上質で清潔感のある車内を目指しました。
お客さまが直接触れる設備は徹底した検討を実施。8000系の元々の特徴を活かしながら、改良を加えていきました。
HANGING
吊り手
通勤車両には不可欠な「吊り手」。今までにも様々な吊り手が存在しましたが、私達が一番大事にしたのは「握りやすさ」。楕円をベースとした形状として、どこから握っても心地よく、混雑した電車内の様々なシチュエーションに対応できる吊り手としました。この吊り手を生み出した考えが、これからの100年を見据えた今回のプロジェクトを象徴しています。
SEAT
座席
表地は多くのお客様が繰り返し使用しても大丈夫な耐久性が求められますが、汚れを目立たせないよう、デジタル迷彩をモチーフにしたランダムパターンとしました。数多くの試作案を作成し、トーンや色合いを吟味するとともに、座席自体も座り心地のよいものにするよう検討を重ねました。