SOTETSU

12000 SERIES
2019.4.20 DEBUT!!

PHILOSOPHY

12000系のデザインは20000系のフォルムを踏襲しつつ、
古来より伝わる能面の一つ「獅子口」を手掛かりにデザインを構築。
獅子は想像上の霊獣で、智慧を司る仏である文殊菩薩の乗り物とされています。
また、悪魔や災いを圧する力があると信じられ、魔よけとしても考えられています。

お客さまを、沿線の皆さまを、そして、わたしたちを強く護ってくれる
そんな存在になれるようデザインしました。

STORY

車両の基礎となるプラットホームは、(株)総合車両製作所の「sustina」を採用。軽量ステンレス製で、外板の接合にレーザー溶接を採用した美しい車体が特徴です。

車両の基本システムは、従来の11000系やJR車両と共通化を図り、実績十分のシステムによる安定運行と、スタッフの負担の軽減を図りました。20000系での成果をもとに、直通運転を行うJR線での運用を考慮しながら構築を進めました。

EXTERIOR

もっとも力を入れたのは前頭部。

「信頼感のある顔」を目指したのは20000系と同様ですが、より立体感のあるデザインを追求していく中で、ダイナミックなフォルムとしました。

9000系、20000系との調和を考慮しながら、より進化したデザインとしています。

INTERIOR

幅が広い車体に戻ったことから、車両の前後方向を意識して各部のデザインを実施。
内装のトーンはグレーをキーカラーとし、ガラスや金属を多用したものとしています。

20000系で採用したユニバーサルデザインシートは、お客様の声を受けて、座面の寸法を改良し荷物棚を復活。
さらに客室内の座席やフリースペースの配置を統一し、様々なニーズに対応できるようにしました。

HANGING

吊り手

すっかりおなじみとなった楕円タイプの専用吊り手を採用。

SEAT

座席

11000系と同様のクッション性にすぐれた座席を採用。表地は明るいグレーながら汚れにくい工夫を施した専用のものを引き続き採用しました。

ILLUMINATION

照明

時間帯によって昼光色や電球色に変化するLED方式の調光調色照明としました。朝昼はさわやかな、夜はあたたかい光線が車内を包みます。照明器具も、光源の反射を最大限生かす形状として、車内を均一に照らせるように機能面でも工夫がなされています。

DATA