「最先端から醸成まで」
これからの100年をつくる、相鉄に相応しい車両デザイン
PHILOSOPHY
「最先端から醸成まで」
これからの100年をつくる、相鉄に相応しい車両デザイン
STORY
デザインブランドアッププロジェクトのコンセプトを、10000系リニューアルに適用。
10000系の持つ造形的特徴を生かしながら、内外装にデザインブランドアッププロジェクトのコンセプトを導入し、イメージの向上を図りました。
20年の時を経て、新しく生まれ変わった新10000系が走りはじめます。
EXTERIOR
外装のキーカラーとしたYOKOHAMA NAVYBLUE。
塗料メーカーのご協力の下、実際の車両に候補色を塗り、さらに工場に出向き何度もブラッシュアップを重ねて完成しました。深みのあるダークブルーの塗装は、横浜の街が刻んできた歴史をイメージしています。
さらに、車両の外観に必要となる車両番号の書体も「DIN」をベースとして視認性の高い書体を採用しました。また、電車の顔となる前面については、灯具類の配置を整理し、前頭スカートの塗分けにより、新しいイメージを構築しました。
INTERIOR
内装はグレーをキーカラーとして、10000系の明るい車内の雰囲気を残しつつ、
これまでのリニューアル車両に用いた車内設備を導入し、上質で清潔感のある車内を目指しました。
HANGING
吊り手
通勤車両には不可欠な「吊り手」。今までにも様々な吊り手が存在しましたが、私達が一番大事にしたのは「握りやすさ」。楕円をベースとした形状として、どこから握っても心地よく、混雑した電車内の様々なシチュエーションに対応できる吊り手としました。この吊り手を生み出した考えが、これからの100年を見据えた今回のプロジェクトを象徴しています。
SEAT
座席
表地は多くのお客様が繰り返し使用しても大丈夫な耐久性が求められますが、汚れを目立たせないよう、デジタル迷彩をモチーフにしたランダムパターンとしました。