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相鉄の街づくりの歴史

1917相模鉄道誕生

その歴史は、
横浜駅西口から始まる。

相鉄の街づくりの始まりは、約70年前にさかのぼります。戦後の横浜駅の周辺開発は相模鉄道による不動産事業により進められました。戦後の荒れたまま放置されていた横浜駅周辺は、整備・開発を進め1950年代には高島屋の前身である高島屋ストア、横浜駅名品街や相鉄劇場や食堂などを誕生させました。時代と共に相鉄ジョイナスそして横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズなど新たな施設が誕生し、現在の「横浜」を形作っています。こうした横浜駅周辺の街づくりを起点とし、時代のニーズに合わせ、また未来を見据えた街づくりを推進してきました。ここでは相鉄の街づくりについてご紹介いたします。

1950年代頃の横浜駅西口
1950年代頃の横浜駅西口
2020年の横浜駅西口周辺
2020年の横浜駅西口周辺

1948希望が丘住宅地

住宅地開発の歴史は、
希望が丘から。

1948年5月26日に新設された「希望ヶ丘」駅。
相鉄の住宅地開発は、この新しい街から始まりました。相鉄線沿線や神奈川県下を中心に、人々のニーズに応える質の高い住宅地を開発していく始りの場所です。駅名は一般公募の中から決まりました。ここから相鉄本線の沿線開発が始まりました。

希望ヶ丘住宅地
希望ヶ丘住宅地
  • 1955/釜台住宅地
    釜台住宅地
  • 1957/楽老峰住宅地
    楽老峰住宅地
  • 1962/えびな国分寺台住宅地
    えびな国分寺台住宅地
  • 1969/南瀬谷住宅地
    南瀬谷住宅地

1973マンション事業開始

多様化するライフスタイルに応えるべく、民間分譲マンションの開拓期である1973年にいち早くマンション事業に取り組みを開始。

  • 1973/相鉄コープ南瀬谷
    相鉄コープ南瀬谷
  • 1977/グリーンハイムいずみ野
    グリーンハイムいずみ野

1976いずみ野線開業

新時代の街づくりへ
緑園都市住宅地

緑園都市住宅地

1976年のいずみ野線開業より近年にわたって沿線各駅では、さまざまな開発が続けられてきました。中でも、街づくりの新たな時代の幕開けとなったのが「緑園都市住宅地」の開発です。駅と都市公園を結ぶ約1kmの歩行者専用道路「四季の径」や、自動車の通過交通やそれによって誘発される交通事故を防ぐクルドサックやループターンを導入。人々の安全に配慮した、「人に優しい街」の基盤を作りました。
代表的な「サン・ステージ緑園都市 西の街」は、敷地約39,900m²に6棟の住棟、コミュニティーセンター、庭園などを配した大規模環境創造型マンション。500倍を超える高倍率も話題となり、横浜の高級住宅地・緑園都市の名前を知らしめた超大型PJとなりました。
また、西の街に続き「サン・ステージ緑園都市 東の街」を供給。さらに広大な敷地約78,400㎡に11棟の住棟と様々な庭園や施設、先進設備を備えた住戸が高い評価を得るとともに、東西合わせて1800家族の暮らす豊かな街となりました。

サン・ステージ緑園都市 西の街(1987)
サン・ステージ緑園都市 西の街(1987)
  • 1976/弥生台住宅地
    弥生台住宅地
  • 1982/グリーンハイム弥生台
    グリーンハイム弥生台

1993「グレーシア」誕生

グレーシアブランド誕生
さらなる品質の追求へ

永住志向に応える質の高いマンションとして自社ブランド「グレーシア」を1990年代から開発・供給スタート。時代の先進技術を取り入れながら、永住品質を追求し続けています。また、一戸建てブランドを刷新し「グレーシアライフ」が2014年に誕生。近年では新たな取組として、みんなの声で建てる家「声建てプロジェクト」をスタート。お客様の声を住まいに活かし、より高品質で満足度の高い住まいづくりにチャレンジしています。ブランドメッセージである「ずっと、ほっと、うれしい。」をさらに多くの皆さまにお届けするために、相鉄線沿線から首都圏へ拡大展開し、より良い住まいを末永く供給してまいります。

グレーシアガーデンたまプラーザ
グレーシアガーデンたまプラーザ
グレーシアシティ川崎大師河原
グレーシアシティ川崎大師河原
グレーシアタワーズ海老名
グレーシアタワーズ海老名
グレーシアライフ横濱西谷
グレーシアライフ横濱西谷

沿線から首都圏へ広がる
相鉄の街づくり

2013街づくりの新たな挑戦

相鉄の街づくりは、沿線のみならず首都圏へ。2013年に供給を開始した「グレーシア調布」は、京王線の連続立体交差事業や駅前広場の整備等、調布駅周辺の計画的なまちづくりと連携したプロジェクトです。調布駅前における商業と住宅の複合施設を整備した再開発事業(※)であり、利便性、快適性の創出とともに街と調和する洗練されたデザインが調布駅前の雰囲気を一新しました。
※調布駅北第1A地区第一種市街地再開発事業

グレーシア調布
グレーシア調布

2019年に竣工した「グレーシアタワー三鷹」は、駅前商業一体再開発(※)事業により三鷹駅前のランドマークタワーとなりました。駅前に憩いの空間を生み出すと共に、地上26階建てのタワーは下層を商業・オフィスゾーン、上層をレジデンスゾーンで構成され三鷹駅周辺のさらなる賑わいを生み出しています。
※三鷹駅南口西側中央地区再開発事業(民間主体による任意の再開発事業)

グレーシアタワー三鷹
グレーシアタワー三鷹

沿線の活性化を促す
商業施設を中心とした街づくり

もちろん、相鉄線沿線のさまざまなプロジェクトも鋭意進行中です。近年は「住む」だけではない「将来にわたって便利に暮らす」ための街づくりを目指し、商業施設を中心とした複合開発とすることで人々の回遊を促し、「職・住・遊」が集積した活気ある街を創造しています。
二俣川駅南口地区では、商業施設、オフィス、住宅をバランスよく配した「面的複合開発」により「二俣川ゲートステーション」が2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。

大型商業施設「ジョイナステラス二俣川」
大型商業施設「ジョイナステラス二俣川」

2025住み継がれる沿線へ

選ばれる沿線を目指す相鉄の街づくり

「選ばれる沿線」の実現のため、沿線の6拠点で推進してきた再開発事業・土地区画整理事業が、2025年いよいよ完了を迎えました。2024年3月に、横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業施設「THE YOKOHAMA FRONT」が竣工。2024年7月には、泉ゆめが丘地区土地区画整理事業区内に「ゆめが丘ソラトス」が開業しました

相鉄線沿線重点開発プロジェクト概念図 イメージ

■相鉄線沿線重点開発プロジェクト概念図

二俣川駅南口再開発計画(2018年完成)
二俣川駅南口再開発計画(2018年完成)
グレーシア海老名タワーズ/グレーシアライフ海老名/グレーシア海老名 イメージ
海老名駅西口土地区画整理事業(2016年完成)
南万騎が原駅前/弥生台駅前/いずみ野駅前 イメージ
いずみ野線沿線駅前街区リノベーション計画
(2020年完了)
横浜空撮
横浜駅西口

「世界で一番ビジネスをしやすい環境」を作る再開発事業として地上180mの再開発ビルを中心に、働く・住む・ショッピングする多様な人たちが集まる場を創出。海外からの滞在者を考慮した住宅やホテル、多言語対応のメディカルモールなども併設した複合施設「THE YOKOHAMA FRONT」が、2024年に開業しました。

ゆめが丘

ゆめが丘駅前では、土地区画整理手法により、新たな駅前拠点市街地として、計画的な街づくりを進めてきました。ゆめが丘駅周辺の約24万㎡の開発地区に、大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」が開業し、現在は、分譲マンション「グレーシアウエリスゆめが丘」をはじめとした約700戸の集合住宅を整備しています。

横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業

専門店約130店舗が揃い、映画館、そうにゃんぱーくなど大人も子供も楽しめ、サステナブルな取組みにも積極的な次世代型の大規模商業施設です。

ゆめが丘の相鉄の住まい

相鉄不動産では、泉ゆめが丘地区土地区画整理事業地内に分譲マンション約600戸、賃貸マンション約74戸、今後計画予定の戸建て住宅を合わせ、約700戸(予定)の住宅供給に取り組んでいます。

さらに全国・海外にも展開する相鉄

現在、相鉄はホテル事業にも力を入れています。1998年に開業した横浜駅西口の「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」をはじめ、ビジネスからレジャーまで様々なニーズに対応する「相鉄フレッサイン」や「ホテルサンルート」など80店舗を超える直営ホテルを全国で展開中。また、日本国内に留まらず、海外でも、「相鉄フレッサイン」や「THE SPLASIR(ザ・スプラジール)」を韓国において展開しております。

横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
相鉄フレッサイン銀座七丁目/相鉄フレッサイン新橋日比谷口
相鉄フレッサイン銀座七丁目/相鉄フレッサイン新橋日比谷口